息子はノートを使っていたが、今年の盆休みにマシンを自作したいと言うので付き合った。 ところがいろいろ躓き3日がかりでようやく完成した。その顛末記です。 |
マシンのスペック |
パーツ | 仕様 | 選定の考え方 |
CPU | PentiumV800MHz | Athelonか、Pentiumだが消費電力とネームバリューから決定。 |
ケース | ATX | 当初設置スペースの点から、ベアボーンの薄型を考えたが、チップセットが810のものしか無く(9月には815使用のものがでるかもしれないとのこと) MicroATXも考えたが、横幅はATXとほぼ同じであり、さすれば拡張性を考えてATXケースにした。 |
M/B | MSI 815E Pro | 815チップセット使用のもの、MSIはPCIの6スロットが全てマスター使用が出来ることを評価した。 |
HDD | IBM 30Gb | 7200rpm これが2万以下とはオドロキです。 |
VIDEO | Matrox G400 16Mb | On BoardにもVIDEOは付いているが、自作機としては付けておきたい所。 ゲームは使わない、液晶ディスプレイなので |
RAM | 128Mb(133MHz) | 現在ではSDRAMしかないでしょう。 |
CDRW | IO-Data Burn-proof | ATAPI接続。R-12X W-4X D−32X |
液晶 | Mitubishi RDT152A | カラーの発色がすばらしい。今までのものは擬似発色とか。見比べてみると、月とすっぽんで文句無しに決めた。 |
つまずき |
メモリーの不良
先ず順調に組み立てを終わり電源を入れたが、BIOSの途中で止まってしまう。MSIの新しいM/Bには、起動時にBIOSチェックのモニターがあり四つのLEDがチカチカしてエラーを表示する。 これによるとFDDがおかしいと表示するので、ケーブルを取り替えたりしたが、改善されない。 ディスプレイの表示はmemory fail となっており、メモリーの異状を示している。 私のマシンからメモリーを取り出して差すと問題なし。 しかしメモリースロットは4個ついているので、2番目に差すとBIOSは異常なく立ち上がる。 まあ2番で使っても良かろうと、WIN98のインストールを始めたが、何回やっても途中でエラーになり進まない。その都度、途中まで入っている残骸を取り去るためにフォーマットをするので、うんざりしてしまった。 信じられないことだけど、メモリーの不良だろうと考え、インストールをあきらめDOSの起動ディスクを作り、HDDをSCANDISKして1日目は終わった。 翌日秋葉原に行きメモリーを交換した。馴染みの店であり快く取り替えてくれたが、それを差すと全然問題なく立ち上がり、WIN98のインストールは終了した。 |
ドライバーのインストール不完全
M/Bにはディスプレイと音源は内蔵されており、M/B付属のCD-ROMからドラ-バーをインストールした。 そのときINIファイルのインストール項目をチェックしたが、適応チップセットに815はあったが、815Eが無かったので、これで良しと考えた。 VIDEOとETHERのカードを差す前にこれが出ていたかどうかが判らないので、止む無く再度フォーマットすることにした。WIN98からインストールしM/BのVIDEOとSOUNDドライバをインストールした状態でデバイスを見ると黄色の?がシッカリと存在を誇示していた。 そこで始めてM/Bの取説を読んで見た。そこには2行ほど「他のドライバーを入れる前にINIファイルをインストールすること]と書いてあるではないか。 INIファイルの項目を見るとチップセットごとにファイルが準備してあり、そこには815Eが無かったので無視していたものであり。もしあったとしても、ドライバーを入れた後のインストールになっていたであろう(取説は読まなくても出切るものとタカをくくっているから) |
マシン感想 |
早い
さすがに800MHzは早い。EXCELなど起動するとEXCELの表示が見えないくらいで瞬時にシートが表示される。とにかく起動時のストレスだけは感じなくて快調。 Burn Proof CD−R,RWにこの仕組みは必須になるでしょう。焼いている途中に他のアプリを立ち上げて使っても問題なしです。 私のマシンでは、当然スクリーンセーバーも切って、さらに8倍速を4倍速にしないと、安定しませんが、これは12倍速ですいすい焼けます。 これは優れもの。 |