娘のマシンはCPUにCyrixの233Mhzを使い、リムーバブルHDDにより、WIN2000とLINUXを使い分けている。さすがにWIN2000の起動には時間がかかる。
今回私のマシンのCPUを450から600に入れ替えてCPUがあまったので、手持ちのパーツを使ってWIN2000専用機を組み立てた。
組み立ては20分ほどで終わったが、WIN2000のインストールで恒例のはまり込みの事態に陥った。
HDDには以前のマシン環境下でWIN2000がインストールされたままの状態であり、新しく組んだ環境下では動くはずがないので、Formatして新規インストールをするつもりであった。しかしSWを入れるとマシンはそのWIN2000で起動しようとして起動出来ないことから、ブルー画面のエラーメッセージを出して止まってしまう。
ビールスに汚染されているので、新規インストールしたハードかコントローラを削除しCHKDSK /Fで復旧しなさいと親切に教えてくれる。
BIOSの設定を変えてブート先をCD-ROMを優先させても効果なし。(CD-ROM Onlyの設定がないので、Cまで読みに行ってしまう)
WIN98環境下で作っている起動用フロッピーディスクで立ち上げてFromatしようとすると、Format出来ませんとつれないこと。(HDDはNTFSにしており、FDはFAT32だからだろう)しからばと、試みに1Gbの空のHDDに組み変えて新規インストールさせようとするとBIOSが進んだ後、Boot from ATAPI CD-ROM: Failure  Invalid system disk でやはり動かない。念のためにWIN98用のインストールをしてみたら問題なく出来そうであった。
今までWIN2000のインストールはWIN98環境下でブート使用か、書き換え使用をしていたが、まっさらのHDDに新規インストールはしたことがなかった。ATAPI接続でBIOSがCD-ROMを認識さえすれば、WIN2000のCDディスクからインストール出来るはずが出来ないので困ってしまった。
WIN98用の起動フロッピーで、WIN2000CDドライブのsetup.exeを起動させようとすると、DOSでは動きませんと拒否される。それならばとリムーバルにHDDを組み込んでWIN2000を起動し、WIN2000用の起動ディスクを作ろうとしたが、FDにNTFSは組み込めないらしいことだけ判明した。
そこで、なんとかWIN2000を削除し、きれいにしてからWIN98を入れて上書きでWIN2000を入れることにした。(急がば回れの格言はいまだに健在!)
ところがWIN98用の起動ディスクで起動し、HDDをFDISKで領域削除しようとしたら、このドライブは削除できません・・・・・・ここで切れて中止寝ることにした。
枕に頭をおいてみたものの、ふとFDISKでDOS領域の削除が出来るはずがないことに気づき、起きだして非DOS領域の削除を選択したら削除でき、DOS領域に変更しFormat後WIN98をインストールし、上書きインストールでWIN2000のインストールに無事たどり着いた時には外は明るくなっていた。9時間の苦闘とは情けない話。
その後私の師匠に尋ねたら次のようなことがわかりました。
起動FDを作る方法
4枚のFDを用意しSETUP Boot DISKを作る方法がCD-ROMにありました。おそらく領域も作らずにHDDが使えるのでしょう。作成だけはしておきました。
CDドライブを認識できるWIN95またはWIN98の起動ディスクから立ち上げた時WIN2000CD-ROM内の\i386\winnt.exeからインストールできる。
私はCD-ROM内のルートからsetup.exeを実行しようとしたので出来なかったのだと判明しました。

やはり事前の準備が必要だと反省しきりです。やっつけ本番で6時間は無駄にしてしまいました。