インターネット麻雀
昨年夏ごろso-netが麻雀のテスト版を公開し、テスターを募集していたので、これに応募しネット麻雀を始めた。バグ取りにも協力しながら休日の前夜にはカシワの鳴くまでやった事もあった。 パソコン上で使える麻雀ソフトも何種類か使ってみたが、いずれもアルゴリズムが貧弱で長続きするものは無かった。麻雀の面白みは他人の手造りを推定しながら、危険を避け吾が道を行く所にある。所が市販のソフトはこれらが欠如し、勝てる方式があり、それを見つければたちまち最後まで到達してしまうので物足りないものばかりであった。 小学生の頃から父の麻雀を見たり、時には両親に混ざってした事もあり、ルールは知っていたが、所詮は家庭マージャンの手造りを楽しむ域を出ていなかった。 これを思い知らされたのは、大学時代で学生寮で何回か上級生などとやったが(1000点5円位のレート)こまめに上がられて何時も酷い目に会っていた。とは言え学生時代にはテニス、写真、アマ無線、ダンスと結構忙しかったので年数回程度の頻度であった。 就職後、勤務地がド田舎であり、独身寮では麻雀しか娯楽は無かった。この寮時代には、時間さえあればメンバーを集めて(集められて)せっせと麻雀に没頭した。 がしかし、所詮寮生同士の麻雀であり、レートも低く本質的には手造り主体の家庭麻雀の延長ではあった。 新日鐵在籍中はこの延長で良く楽しんだものであった。 ただ若干特殊なルールで食い下がらないのが基本であり、イーペーコーも手の内にあれば認めるルールで、食っても役が変わらないので、どしどし食って手を作ることになる。言いかえれば手をさらす分だけ読みやすい事にもなる。 |
大阪の会社に再就職した時、麻雀に誘われた。こちらはやせても役員待遇であいては部長クラスで「勝っても悪いな〜」程度の認識で相手したが、トンデモハップン!!レートもそれまでの2倍と言われ、お手合わせ願って見ると強いのなんの、上手ではないが強い。手造りを楽しんでいると、すぐ負けが込んでくる始末で鴨にされた。 ここで揉まれたおかげで、一皮剥けたように思うが、それでも負けた帰りの車の中で、同乗の先輩役員からあんたは甘いねと言われたものである。 麻雀で大負けするのは、良い手が来て聴牌してから当たり牌を持ってくる、または自分の不要牌が人に当たる時で、ついている時には当たり牌は持ってこないものである。その上確率論では説明できない“つき”の要素がある。 ついてきた時には大胆に手を作りついていない時には逃げまくれば良いのだが、ついていると思いこんで、他人にドカンと打ちこんでしまうことがあり、他人から見ると無謀な打ち方に見えてしまう事になる。 |
さて、so-netの麻雀は牌の配りはソフトが行うが、思考はそれぞれ人間が行う点で実戦の麻雀と同じである。違う点はいくら沈んでも妻子を路頭に迷わす事が無いことである。と言うことで、これにはまり込んでおり、23時からのテレホタイムになると接続を始めている。 3月から有料サービスになりバグも相当少なくなった。有料化後2週間ほどはつきがなく、ビリの連続で自動的に計算してくれる「雀力」も侘しい値であったが、その後次第に持ちなおし、4月上旬には下にあるように雀力で3位になった。その後連敗してトップ30から脱落しているが月末の連休までにはランク入りしたいものである。(ハンドル名 ojin) |
![]() |
ここにあるのは私の成績で、1ヶ月半で125時間のアクセスによる半チャン282回のプレイの結果である(4月13日まで)、自分では結構良い線行っていると思うのだが。 |
(so-netのQAより)雀力はプレイヤーの強さを表す目安です。最終局が終了した時点で、順位が雀力の大きい順であれば、雀力はあまり変化しません。しかし雀力の順と結果順位が食い違っている場合、雀力の大きい人より上位になった人の雀力はより増え、その逆はより減ります。また対戦回数が多いほど雀力の増減は少なくなります。 |