日経新聞社インタビュー準備

日経新聞から週末のプラス1に自分史についての記事を計画しており、私のWEBを記事に取り入れたい。ついては実名でよいか、インタビューをしたいとの連絡があり、考えを整理するために作ったメモである。

 

パソコンとの付き合い
パソコンには昔から興味があり、17〜8年前にNEC8801の購入から始まったが、外部メモリーもなくプリンターもなく、データはテープレコーダーに記録していた程度。結局はあまり使えなかった。10年程前にEPSON286Bookで表計算、ワープロ、NIFTYをはじめ、その後WIN3.1から本格的に。1995年の阪神大震災時、には未だWIN3.1でネット接続をしていなかったが、ネット接続の必要性を痛感した。96年9月にマシンを更新しWIN95でネット接続をはじめ、97年現役引退を契機にWEBを開設した。(ほぼ4年間14000アクセスほぼ半分は自分か)

 

自分史を選択した理由
WEBは自己主張の場と考えたが、40年のサラリーマン生活で、まったくの仕事人間には他人に発信するような、趣味もなく結局は自分の生き様しか取り上げるテーマが無かった。
  1. 自叙伝を書く人、追悼記を書いてもらう人がいるが、私はそれほど社会的に貢献したわけでもないので面映いが、戦後の混乱期から日本の経済発展の一翼をになった自負はある。ささやかながら足跡を残しておきたかった。
  2. 長年のサラリーマン生活は、自己主張を控えて集団としての主張の比率が多くならざるを得なかった。インターネットは自己主張が出来る。自己主張の発信の場としては最適ではないか。
  3. WEBを持つと言う事は、完結型ではレピータがなくなるわけで、更新が必要である。印刷物でない自分史であれば、思いついた時に加除訂正が出来締め切りを気にせずに、手を加える事が出来る。

 

WEBに対する反応
  1. 友人知人が人づてに聞いてアクセスしメールを呉れる。現役を引退すると賀状や暑中見舞いも出さなくなったが、WEBで近況の報告は出来ているのではないかと思っている。
  2. 鉄鋼関係のWEBが少ないためか、南米から電気炉についての問い合わせ、ステンレスに特殊なメッキをしたいが出来るところを知らないかとか、東南アジアの鉄鋼加工業に日本が押されていることへの非難、韓国に対する感想に対する非難、ソ連から鉄鋼の熱間押出法についての意見交換、電気炉回りの労働環境に関する問い合わせ、などなどのメールが入ってくる。
  3. 反応があることは非常にうれしい事で、WEBの更新にも熱が入ることになる。