WINDOWSの再インストール |
約2年間順調だったマシンがにセクター不良のメッセージが出た。HDDは寿命のある部品なので温度を測定するDTempやHDDHealthをインストールしていた。 早速、HitachiのDFTでドライブをチェックすると、OS用のドライブにセクター不良が見つかり修復はしたものの、通常セクター不良は急激に増殖するので、HDDを新規購入し取り替えることにした。 私の場合HDDは2〜3年ごとに交換している。 旧OS用のHDDを取り外し(念のためにデーター用のHDDは結線を切って)新規購入のHDDにWIN−XPのインストールを始めた。 インストール中に見慣れぬ画面が出たが気にもせず、SP2を当ててネット接続設定を行い、WINDOWS UPDATEも完了した。(なんと50個のパッチを必要とした)次いでSKYPEをインストールし、WEBカメラのインストールを始めた頃になって、ファイルが見つからないとか、突然リセットがかかるとかの異常が出てきた。 (CD-ROMがミスREADしたのだろうと考えている) 4時間の苦労は何だったんだろうと思いながら、HDDをフォーマットし再インストールした。2回目は気をつけて、XPが動いたら最初にM/Bのチップセットドライバをインストールした。これが効いたのかすべてのアプリまで順調にインストール 出来た。 可能な限り、データー類は別のドライブに納めているのだが、Cドライブに収納されるファイルは、今までは「お気に入り」「カナ漢字変換のユーザー辞書」「FTPソフトの設定」で あったが、今回は「SKYPEのコンタクト」もCドライブに収まっていた。 OSインストール後、取り外した旧HDDを接続し上記必要なファイルを移設した。その後アプリのインストールを延々と行い、トータル10時間の奮闘となった。 その間にHDD Healthが「Raw Read Error Rate」を数回出した。 見ると、データ用HDDの寿命推定があと3週間になっている。こちらの方は単にデータすべてを丸ごとコピペすれば良いだけなのだが・・・。
OS再インストールの最大の問題は、WEBからのIDとパスワードが消えてしまうことで、どこかに納めてあるのだろうが、未だ見つけていない。 |
DTemp (Free Ware Download
はここから)![]()
これをインストールすると、HDDの温度を上図のように測定表示してくれる。 温度が41℃以上になると表示が赤色の変わる。(温度設定は変更可能) 私の場合、DTempの値は外部温度より10℃以上は高くなる。夏期には横のカバーを外して、扇風機の風を当てている。 HDD周辺温度と平均故障間隔の関係は右図(出展はSeagate技術資料)のようになっており、DTempの測定値はHDD内部温度なので、そのままでは使えないが傾向を推定することは出来る。 |
![]() HDDHealth (Free Ware Download はここから) HDDのS.M.A.R.T 機能を使って、その状態を表示してくれる。 特に注意すべき項目は次の通り(これらの項目に値が出ると想定寿命が出るようだ) 05 Reallocated Sectors Count C4 Reallocation Event Count C5 Current Pending Sector Count
C6 Off-Line Scan Uncorrectable Sector Count |
HitachiのDFT (Drive Fitness
Test Free Ware Download
はここから) ハードディスクの点検に常用している。 日立のホームページには、フロッピーディスクにインストールするソフトと、CDにインストールするソフトがおいてある。フロッピー ドライブが装着してあれば、フロッピーディスクにインストールし、フロッピーからソフトを立ち上げるの が簡単である。最近はフロッピードライブを装着していないマシンも増えてきたので、CDから使える方法を提供してあるのはありがたい。 HDDを購入したとき や、マシンの異常をチェックするときには、あるいは使いふるしたノート等には必ずこれを使って問題がないことを確認している。 いささかでも異常が出ればハードディスクの交換である。 |