1)M/B交換 |
2003年にマシンを組み立てて使い始めたとき、M/Bに不具合(内臓LANが使えない、その後WIN2000が起動不能になった)があり、別途同じ型番を購入して使い、不具合品はメーカーに送り代品交換で送られてきたものをそのまま保管していた。
その保管していたM/Bに取り替えて起動してみたが現象は変わらない。・・・・・M/B原因ではないこと確認。 |
2)CPU |
Pen4 2.53GHz Northwood FSB=133MHz
システムバス=533MHz
を使っていた。このCPUは数世代前のものなので店頭にはなかろうと思い、ネットオークションで探し出品者希望価格(\7600)で即落札した。 落札後翌々日には届いたが、次に述べるグラフィックカードが怪しいと考え、確認テストは延期した。 |
CPU落札後、M/Bメーカーのホームページを調査した。(購入当時は電話受付があったのだが、経費削減のためか電話受付は廃止され、WEB上からのメール受付のみになっていた。WEBメールで質問しておいたら数日後に返事が来た「お知らせいただきました症状ですが、マザーボードのCMOSクリアをお試しいただきまして、症状の改善の有無をご確認くださいますようお願いいたします。」とのこと)
電話サポートなら1分以内に結果が出て、次のステップに進めるのだが・・・。
ホームページのFAQで見つけた記載。(電源は入るが、画面に何も表示されない場合。)
1)
警告音無し: CPU・メモリ・電源ユニットなどの異常が考えられます。
2)
「ピーーーッ、ピーーーーッ」:
3秒から5秒(機種によって若干異なります)の長めの警告がなっている場合には、メモリ・メモリスロット・BIOSの異常などが考えられます
3)
「ピーッピッピッピッ」: VGAカード・AGPスロットなどの異常などが考えられます
これによると、3) のグラフィックボードが怪しいことになる。 |
3)グラフィックボード |
使用しているVGAはMatrox G450と言うDual
Displayに対応したものである。(これまた現在店頭には無いと思われる)
早速オークションで探し、北海道からの出品をゲットした。(\2000) |
6/5にグラフィックボードが来たので、早速CPUとグラフィックボードを交換した。ところが意に反して変化無い。更に電源スイッチを入れてもスムースに電源が入らなくなった。何回かボタンを押していると電源ON状態になる。(ボタンを押すと、CPUとCaseのFANは回り始めて止まってしまう。数回押している内に電源ON状態になったときには10秒ほどしてピーッピッピーと鳴りだしディスプレイには何も出ない。) 電源が入った状態でHDDに聴診棒を当ててみると、HDDが回転していない。HDDへの供給電圧を測定すると、5.8Vで、HDDの負荷を変えても変化無し。HDDの規格は5Vなので異常はないと判断した。データ用HDDを取り外し、別のマシンに付けてみたが回転しない(供給電圧6.8V)
。 外付けのHDDで試みたら回転はしたがHDDを認識しないし回転時に異音がする(供給電圧7.0V)。・・・・この現象を整理すると、マシンに取り付けた状態では、電源の異常で回転しなかった。別のマシンに取り付けた物は、壊れたHDDでテストしようとしたことによる。 HDDは駆動電圧が5V台では回転しないことは知らなかった。
OS用のHDDは別のマシンでも外付けでも問題なく認識した。ここにいたってデーター用のHDDと電源がおかしいと判断した。 |
4) HDD |
このHDDは今年1月に新規購入したSeagate 240GBのもので、たった4ヶ月で寿命となった。トホホ
!!
今回はコストパーフォーマンスの良いHitachi HDT7250 320Gbを購入した。 |
5) 電源 |
電源は、ケース付属の物は噪音が激しかったので3年ほど前にTORIKAの"静"370Wに交換し、外した物は処分していた。
量販店に行くとこの種の電源は\5000位から\30000位まであり、最近のDUO対応で容量も大きくなっている。品質重点でTORIKAを購入しこのザマだから、今回は400Wの安い物にした。(\6580)12センチFANの清音型である。
TORIKAで検索したら似たような事例を見つけた。
この例は初期不良であるが私のは使っていて電圧不良になったもの。基本的には同じ現象だろう。 |
早速電源を取り替えて、OS用のHDDのみを付けて起動したらすんなりと起動した。 |
今回の原因推定 |
HDDと電源が同時に故障するとは考えられないので、どちらかが引き金になった物と仮定する。
1) 電源の供給電圧が変動し始めていた。
2) たまたまデータ用HDDに長時間アクセスする重いファイル(RAW画像)操作中に変動が出た。
3) その影響でHDDへのアクセスが出来なくなった。
4) その後、電源の異常が進み、SWも入りづらくなり供給電圧も下がった。
5) 低下してはいたが電力をM/Bに供給したので、M/Bの警報は警告音を出し誤認させた。 |
反省点 |
バックアップの利便性からOS用とデーター用のHDDを分けていたのに、データーのバックアップを十分に取っていなかった。(BunBackupを使って120GB外付けにバックアップしていたのだが、RAW画像が増えて120GBでは容量不足になり、320GB
を購入したら、間違えてSATAを購入してしまった。その内IDEを購入しようと思いながら、「私としたことが・・・」と悔しくて延び延びになっていた)
さらに数ヶ月でオシャカになるとは、お釈迦様でも・・・。 そういえば半月ほど前から操作していると、HDDへのアクセス音がしばしばするので、どのソフトがHDDにアクセスしているのかと、タスクマネージャで数回調べたが分からなかった。その頃から異常が出始めていたらしいと今になっての後悔である。
結局2月から5月末までのデータが全て消えてしまった。(痛いのは写真とメイルデータである) |
結局大慌てでオークションから購入したCPUとグラッフィクボードは不要であった。オークションに出品しよう。
その間、Pen4 2.4GHz RAM=512Mb
17”dysplayのマシンで写真の編集を、ノートでメールをと使い分けたが、写真の編集をしてみてDual
DisplayのありがたさとRAM容量の重要性を思い知らされた。参考までにマシン構成はここにある |