サブノート

平成10年、いよいよ鉄鋼製造業から離れる事になり、それまで使ってきた会社備品のサブノートの便利さが忘れられず購入。
いままでサブノートを使って感じた事は、画面がVGAでは狭くてEXCELが使いにくい、電池寿命が短い(大阪から名古屋の手前で警報が出る)、重量がある、DSTNでは使いにくい事などでした。
最近のサブノートはこれらの問題点が相当改良されており、光学式トラックボールをキーワードに決めました。
入手後1週間かけて設定を済まし、やっと使えるようになりました。

    

Let's Note (AL−N2T516J5)

note.jpg (14945 バイト)

 

CPU : PentiumMMX 166MHz

        HDD : 2.1GB

        RAM : 96 MB

        LCD : 10.4”TFT (800x600)

        OS : Ms Windows95.

LAN&Modem:USRobotics

(左のカードから出ているコードがLANと電話線)

ノートパソコン設定奮闘記

2年程前から、ThinkPadのサブノートを業務に使えないかと会社で購入し、出張先から会社にアクセスしたり、資料を全てHDDに入れて持ち歩き使っていた。しかしながら利便さはあるものの、ある程度のレベルでないと使えないことも実感し、一般の社員に使わせるにはまだ早いと思っていた。
5月に入って会社を辞めることが決まり、ノートのない生活は考えられず急遽購入することにした。ようやく初期設定が終わったのでその顛末を。

    ノート選定の考え方

ノート選定についてはこれまでの経験から次の点を考慮した。
自宅のパソコンとの関連でWINDOWSがフル装備できること。
バスクロック 66MHz、B5版サイズ(サブノート)、画面はTFT800X600以上。
電池寿命はせめて2時間以上で重量1.5Kg以下。
本体のみで拡張性が良いこと。
その結果、三菱のAMITYの法人仕様(最近は一般にも販売しているらしいが)に決めたが、6月末でないと入らないとの事で、Panasonic AL-N2 MMX166にした。 AL-N2はMMX200が出て型落ちしていて、ネット上で調べたらほぼ6割引、RAMは64Mbを増設し96Mbにした。
このノートは、WIN95のみが入っていて、使いもしないソフトがプレインストールされていないことに好感が持てた。

    初期設定

まずは取説を見ながら、FDへのバックアップ作成。WIN95OEM版は持っていないので延々と約50枚の古いFDを自宅のマシンでフォーマット、ノートでコピーと4時間の苦闘。 古いFDはNEC98用が多く、DOS/V用に比べてフォーマットの時間が長いことを始めて経験した。
ソフトのインストールはCD-ROMがいるので、会社のLANを使うべく、LANカードを差して、サーバーのCD-ROMからインストール。
OFFICE97、WORD98、PaintShopPro・筆自慢・G-CREWのMet's三羽烏、ネット関係はIE4.0、FrontPage97をCDからインストール。
その他はネット上のソフトでBecky!(1.24)、WSNews(2.026)、Ws_ftp、Hidemaru、秀Term、Lhasa、その他時間合わせ、デジカメの画像転送、などを最新版を探してFD経由でコピーし解凍してはインストール。
あわせて、自分で登録した単語辞書や、従前のデータ(メールやニュース)が継続して使えるように移植。
次に画面の整理でマイクロソフトが勝手においたものをほとんど全部削除。OFFICEの自動的に隠れるツールバーを利用し、ここにボタンを押し込んで狭い画面になんとか対応した。

    ケーブル接続

いつまでも会社のLANには頼れないので、自宅のマシンとの接続には、パラレルを使ったケーブル接続に挑戦。ためしに会社のマシンとノートで試み、プロトコルにてこずったが、NetBEUIを使えば出来ることを確かめ、自宅の環境に適用。 これでCD-ROMは安心して使えるようになった。
最初購入を考えたAMITYにはFDDもCD-ROMも付いていないので心配したが、ケーブル1本でどのマシンにも接続できるので、これも一つの考え方と変なところで納得。いずれは家庭内LANを考えるにしても、当面はケーブル1本でしばらくしのいでいくつもり。
ディスクトップもノートもWINであれば、このケーブル接続がお勧めです。パラレルでLANには遠く及びませんが、結構な速さで転送が出来ています。

    モデム・LAN接続

会社の担当者の机にあったモデムカードを試みに入れてインターネットに接続しようとしたが、非常に不安定で、つながったりつながらなかったり。 TDKのホームページに行って最新のドライバーを入れたらすんなりとOK。
自前のカードは、中古品を探したが結構高く(288で9000円くらい)、結局3COMのLAN(10Base)とModem(336)が1枚になっているものが安かったので購入。対応表にAL-N2がないので店のお兄さんに聞くと、モデムは問題ないが、LANはマシンとの相性があるのでどうですかね〜とのこと。 使えなくてもその時はその時と値段につられて買ったものの、両方とも問題なく使えて一安心。Modemは56Kアップデート保証で、何でこんなに安いのと言う感じ。

    外付けマウスとキーボード

ノートにはPS/2のコネクターがあり試みにキーボードをつけると動く(当たり前の話)、そこに自宅のマウス(Serial Mouse)にアダプターをつけて接続したが反応なし、BIOSの設定をいじったり、電源を入れる前に接続したり散々いじって、どうしても駄目なので会社の担当者に聞くと、マウスがCompatibleでないと駄目ですと、なんて事を聞くおっさんとじろりと睨まれました。

    1週間の奮闘の結果

会社のマシンのHDDから自分のファイルを移したりした結果、1.1Gbが使用中で空きが950Mbでスタートしました。近々東京に行くので新幹線で新大阪からどこまで使えるのか楽しみです。
電池寿命を延ばすために、辞書ファイルをRAMに移したいと思っているのですが、どうもうまく行かずしばらくはGIVE Upです。 8MbのRAM Driveをつくり、辞書をコピーし、IMEの辞書設定でその辞書を使うところまでは出来るのですが、終了時に書き戻しをしないことと、次のときにはIMEの辞書設定が元に戻ってしまいます。これが出来れば電池寿命も延びると思うのですが。

ノートのHDD取替え(2000/10/27)
ノートパソコンはすでに購入後3年近くなると、さすがに見劣りがする。とはいえ新規購入も出来ないので、延命を図ることにした。

まずは、HDDが2Gbであり、ソフトを厳選しているにもかかわらず、すでに1.5Gbを消費しており(カーナビ用の地図データが500Mb)旅行でデジカメのデータを写すスペースもおぼつかなくなった。

カメラのメモリーは2枚で100Mb以上あり、毎日フルに使えば、1週間ももたないことになる。

来月のインド旅行は12日間を予定しており、HDD容量がネックになると考えた。

2.5"のHDDも最近は急激に安くなっており、私の場合BIOSを調べたらMax8.4Gbしか認識しないので、6Gbを購入した(\14000)

取替え自体は比較的簡単で、キーボードを跳ね上げての交換となったが、デフォルトが11mm厚さのもので、購入品は9.5mmだったので、余裕を持って差し替えることが出来た。

CD-ROMなしのマシンで、バックアップで取っていたFDD42枚を、とっかえひっかえ入れ替えないとインストールできないのが面倒ではあった。


ノートパソコンの故障と新規購入(2001/4/19・23)

1998年始めから愛用していたPanasonicAL-N2が動かなくなった。
2GbのHDDで何とかごまかして使っていたが、昨年インド・ネパール旅行の時デジカメのデータを取り込むためには不足するので、HDDを載せ替えたものである。
今週初めに草津温泉にナビとして使いながら持って行き、写真も取り込んでチェックしたものが、そのあと起動しなくなった。
帰途、サービスステーションに立ち寄ったら、これはHDDの不良ではないですかとの事、帰宅後、HDDを外してみると、中でカラカラと異音がする。どうもアームでも壊れているみたいだ。2月の中国旅行でかばん毎落としたり、ナビに使うので車の振動がしたりした影響かもしれない。
そこで以前のHDDを取り付けてみたが、やはり起動しないのでPanasonicに修理を依頼した。CPUが壊れていて、修理代35000円ほどとのこと。微妙な金額であるが愛着もあるので修理する事とした。
本日(23日)修理が終わりましたとの連絡あり受け取ってきた。CPUモジュール交換と言う事らしい。??HDDではなかったのか! 不思議ではあるが、カラカラと異音のするHDDを入れてみたら動くではないか!音がするのは気味が悪いのでまたまた交換する必要があるようだ。でも新しく買ったものはどうしよう、頭の痛いこと。
一方、中国・台湾から依頼されている仕事もあり、早ければ来週にも訪問するかも知れず、パソコン無しでは仕事にならないので、新規購入する事にした。
選択肢は、B5サイズ、ドッキングステーション無しで拡張ベイが使えること、ディスプレイは可能なら1024X768、WIN2000可能で安い事を条件にネット上から探したら、Panasonicの業務用でCeleron 600、64Mb、HDD 10Mb、1024X768、WIN2000が15万で見つかった。電話すると後1台ですと言うので、翌朝1番に赴き増設メモリー128Mb,USB接続のFDDとともに購入しセットアップをほぼ完了した。モデムもLANも内蔵されており買い得感のあるものであった。
ほぼと言うのは、ナビ用の設定に戸惑っていて終わっていない。まずはアンテナを認識しない。メーカーに電話すると、すでに製造を終わっているものではあるが丁寧に応対してくれた。
マイクロソフトは、97年頃から標準のGPSドライバをOSに組み込む事を始めているので、ドライバーをインストールせずにその機能で認識させるのだそうだが、数回試みて未だ成功していない。来週持ち込んで見てもらう事にしている。
本日(23日)メーカーの日本電素にノートとアンテナを持参した。やはり私の操作が間違っていない事は確認できたが、肝心のアンテナをWIN2000が認識しない事に変わりは無い。何人かのユーザーはこの方法でWIN2000で使えているとのことで、ボールは置いてきたが何時になったら帰ってくるのやら。新しく購入する事も考えて秋葉を見てきたがWIN2000対応のアンテナは25K程度である事は見つけてきた。

その後数回のやり取りがあり、結局以前の方法でアンテナは認識している事。確認できなかったのはGPS Monitorのインストールにミスがあったことが原因と判明した。

地図ソフトはSONYのNAVIN'Youであるが、これをインストールしてみると、起動時に警告が出る。削除しようとすると、ファイルが壊れているので削除できないと言われる。何とか別のマシンから壊れているファイルをコピーして削除した。SONYに電話したら、私の持っているものはWIN2000には対応してないとのこと。仕方なくネットからアップデート版を購入手配した。
最新バージョンのNavin'You5をインストールしてこの件解決した。
自宅のマシンからLAN接続し、ソフトのインストールを行い、HDBENCHで性能を測定してみた。結果を下に掲げるが、
自宅のものはP-III600で同じ600であるのに、演算能力はノートのCeleronのほうがやや優れている。メモリーアクセスは10%ほどノートが劣る。ディスプレイはViper700で1240X1024で使っているがノートはそれに対して60%ほどであり、値は劣るが体感ではさしたる差ではない。HDDはIBM7400rpmに比べると相当遅い。
それでも以前のものはP-166でMMXになる前のものであり、相当な性能になった。

今回のマシンは一般ユーザー向けに出しているものではなく、業務用として別ルートで出しているもので、我々一般ユーザーとしては珍しいものであるので、詳細を述べておく。

主たる相違点は、下記のようにCPU、OS、FDD添付である。

  一般市販品 業務用
CPU Pentium600・Celeron500 Pentium650・Celeron600
OS WINDOWS Me WINDOWS2000
FDD 標準添付 添付無し
今回の購入品は型番CF-B5EV2Sで主たる仕様は次のとおりである。
CPU Celeron600 ノートゆえ納得
HDD 10Gb 2ndマシンゆえ納得
Chipset Intel 440MX PCIset ノートとして標準
搭載メモリ SDRAM標準64MB 増設後192Mb 128Mb追加した。
ビデオチップ RAGE Mobility VRAM 8MB ノートとしては驚き
ディスプレイ 10.4型XGA低温ポリシリコン型TFT液晶 明るくなった
ポート類
D-Sub25ピンパラレルポート 1
D-Sub9ピンシリアルポート 1
D-Sub15ピン外部ディスプレイポート 1
赤外線通信ポート(IrDA 4Mbps対応) 1
USBポート 2
ワイヤレスコムポート(携帯・PHS接続可) 1
100Base-TX/10Base-T対応RJ-45LANインターフェース 1
V90/K56flex対応モデムインターフェース 1
i.LINK(IEEE1394)ポート 2
周辺機器との接続に本体のみ持っていれば可能である事が、選択肢の第一条件だったので満足。

特にLAN・モデムが標準装備、PHS接続が簡単になった事は喜ばしい。

またiLinkポートも将来の発展が楽しみである。

ポインティングデバイス トラックボール これは一度使うと止められない。
PCカードスロット PCMCIA TypeU×2(TypeV×1) Cardbus対応 う〜ん何に使うのか
ステレオスピーカー搭載、マイクロホン端子・ヘッドホン端子各1搭載 ステレオになった!
バッテリー駆動時間 約3時間 仕様上は以前のものと同一だが・・・・。
筐体重量 1.53Kg 以前のものと同じ

ノートパソコンの故障と新規購入(2005/8/4)

2001年から使っていたCF-B5を蓼科で石の階段に蹴躓き落としてしまった。ソフトケースに入れていたのだが、電池の充電状態がおかしくなった。
状態は、パソコンを起動せずに充電しようとすると数分で赤ランプが点滅し充電が出来なくなる。赤ランプが点滅を始めると、アダプターを抜いて挿し直せばまた数分は充電できる。このようにして何度も何度もアダプターを抜き差しすれば、充電は少しずつ進んでゆく。
パソコンを起動して使いながら充電すると、満タンまで充電できる。サポートに電話したら、基板(M/B)がおかしくなったのでしょう。修理費は\140,000 ですとのこと。 まるで、新品をお買い下さいと言ってるようなもの。
それではと、持ち運びの便を考えて同じPanasonicのCFシリーズを考えた。実は春に知人から購入依頼があり、CF-R1の無線LAN内蔵のものを\62Kでゲットした実績があり、何とかその位でとオークションで数ヶ月間ウオッチしたが、人気が高く品薄で落札価格 も高騰していた。
ついに短気を起こして、新品購入となった。バッテリの駆動時間はカタログ値で9時間であり、ディスプレイを明るくして使っても6時間以上使える。
例によってHDBENCHの測定を行った。 やはり新しいだけあって全ての値が向上している。