パーティションを消してしまった
HDDは2分割されCドライブにWIN2000(NTFS)Dドライブ(FAT32)がデーター領域になっていた。WIN98起動ディスクからインストールを始めたが、起動ディスクの表示でInstall
with CDを選択したら、なんとすべての領域をフォーマットしてしまった(パーティションを勝手に統合してしまった)。死んだ子の年は数えまいとWIN98を
インストルした後にWIN98SEにバージョンアップした。(WIN98SEを持っていないので2度手間にならざるを得ない)PCI to PCIブリッジ
取説には「WINDOWS標準の「PCI標準PCI to PCIブリッジ」ドライバも使用します。ご使用のシステムで「PCI to PCI
Bridge」ドライバがインストールされて無い場合にはWINDOWSはVHRecorderのドライバをインストールする前に「PCI 標準PCI
to PCIブリッジ」を新しいハードウエアとして検出し、同ドライバのインストールを開始します」と書いてあり、その通りにボードを
挿して起動すると、新しいハードウエアの追加ウイザードが出て、とんとんと進み、再起動が必要と言うので再起動した。
ところが下の写真のようにデバイスマネジャーにはマークが付き、リソースの競合が発生した。競合相手はビデオカードと、IDEのコントローラでは相手が悪い。 |

デバイスマネジャー |

リソースの競合 |
VIDEOカードはAGPスロットに挿しており、IRQが競合するのはPCINo.1の筈。これを避けるために、VHRカードは2番に挿していたが、ままよっと3番に変えたら競合が無くなった。
その後3番、4番、5番で問題なくPCI to
PCIブリッジがインストールできることを確認した。 極力若い番号のPCIスロットで使いたいので6番はテストしていない。 |
 |
VHRecorderのインストール
PCIスロット3番を使い、本来の機能であるデコーダ(REALmagic DVR)とエンコーダー(SigmaDesigns
KFIR DVR)のドライバのインストールを行った。ところがデバイスマネジャーで見ると両方に黄色のマークが付いている。リソースの競合状況は次のとおり。競合相手はREALmagic
DVRはACPI BIOSとビデオカード、Sigma DesignsのほうはACPI BIOSである。
この状態はPCIスロット3〜5番で変わらない。 |
 |
 |
VIDEOボードとの競合は手がつけられない(VIDEOはAGPスロットに挿しているため)がACPIはBIOSで使用しないようにすれば改善できるかと考えて、BIOSのACPIをDisableに設定して立ち上げた。
safe modeで立ち上がりマシンのハードウエアのすべてのドライバーを延々とインストールして立ち上がった。そこでVHRを一度デバイスマネジャーから削除し、再起動後PnPで認識させてドライバーをインストールした。
結果は、同じように黄色マークが付き、リソースは下の写真のように、競合相手が違っているがやはりブッツカッテいる。競合相手はREALmagicの方がVIDEO
ボードとBIOS用システム拡張ボード、Sigma
Designesの方がBIOS用システム拡張ボードとなっている。 |
 |
 |
ネット上で情報を探したが、インストールに手間取った例は報告されていない。以前に815チップセットとの相性が報告されていたように記憶しており、探したがどこにも見つからない。とにかくできることを積み重ねて見るしかない。 |
IRQの開放
PCIブリッジで経験したIRQの変更がリソース競合問題に役立つことが考えられこれに取り組んだ。 |
- 内蔵ビデオの使用
競合相手にビデオカードがある。これをチップセット内蔵のビデオを使ってみることにした。
Videoカードを外し、ディスプレイをM/Bに直接接続すると画面が出ない(真っ黒のまま)Videoカードを挿せば表示出来る。思い余ってメーカーサポートへ・・・(なかなか繋がらな
かった)「CMOSクリアー」してください」とのこと。(事のついでに、Vertex
Link社の VHRecorderにテコズッテいるのだが相性問題は報告されていませんかと尋ねたがありませんとのこと。使う人も少ないのだろう)
取説が無いので、ネットからダウンして調べて下左のようにデータクリア位置を確かめて、現物のジャンパーを見ると、右のようにクリアー位置になっているではないか。
途方にくれたがジャンパーを天眼鏡でよく見ると、取説と現物のジャンパー配列が違っていることを発見。一件落着。起動するとBIOS設定をクリアーしたのですべてのドライバーが最初から入れ
直しとなった。ところが内蔵ビデオのドライバーがインストール出来ない。(M/B付属のCDから行うとエラーが出る)
|

取説の図、ジャンパー位置だけ見ると右の
写真はデータクリア位置にある |

ところがよくよく見ると、ピン位置番号が
取説と違っており、ジャンパー位置は
キープ位置になっている |
内蔵チップ用のビデオドライバーをネットから落としてインストールすると、画面はでるようになった。
そこで、VHRカードを挿しドライバーをインストールしたが状況は相変わらず同じようなもの。これを纏めると次のようになる。
PCI スロットNo. |
PCI-to-PCI Bridge |
RealMagic(デコーダ) |
KFIR(エンコーダー) |
1 |
X |
-- |
-- |
2 |
OK |
X |
X |
3 |
X |
-- |
-- |
4 |
OK |
X |
X |
5 |
OK |
X |
X |
6 |
OK |
X |
X |
PCI Bridgeが競合しない2#、4#、5#、6#ではVHRのデコード、エンコード共に下の写真のように競合して使えない。
|

REALmagic DVRのリソース競合状況
相手がOnBoardチップに変わっているだけ
|

Sigma Designes KFIR DVRの競合状況
|
- IRQで使わないものを削除
BIOS設定でIRQの割り付けを変更し、シリアルポート1と2を削除、ゲームポートも削除しIRQ割付の自由度をあげてみたが,結果は変わらなかった。
ポート削除を1つにしてみたが状況は変わらない。
ポートを一つだけ外した状況は写真(下左)のように、IRQ3と4にCOMポートが割りついていたものを、COM1をDisableにすると、写真(下右)のように、USBコントローラとACPI
IRQホルダがIRQ4に割りこんでくる。
この状態でデバイスでは相変わらずデコーダ、エンコーダ共にリソースの競合が起きている。
|
 |
 |
Vertex Link 社での確認(9/24)
可能性は低いがボードそのものには問題が無いことを確認したいと、テクニカルサービスに持ち込み、作業場まで押し掛けて確認を行った。
結果はM/B ABIT (Chipset815E)WIN98SEで、何ら問題なくインストールできた。
またWIN2000でのインストールと作動も確認できた。WIN2000の場合にはACPIをDisableにする。BIOS上でIRQを極力空ける必要があり、それでもPCIの使い方によっては作動に支障が出る恐れがあるとの事であった。(だからサポート外なんだろう)
下の写真はインストール後のもので、左のWIN98SEではIRQ5に割り付いている。IRQ5にはPCI IRQステアリング用ACPI
IRQホルダも仲良く同居している。WIN2000では、システム固有のIRQ以外はすべて同じIRQに設定され(このマシンの場合IRQ=7)てしまう。従ってIRQを専用出来ないので、問題を起こす場合があるとの事。 |

Vertex Link社でのテスト状況
WIN98SE |

Vertex Link社 WIN2000 |
問題はM/BかOSではなかろうかと言うことになった。概社での経験ではABITの一番最初の815に相性問題が起きたとの事。OSも私のものはUp
Date版を使っているので、IRQのコントローラーに問題があるのかもしれない。
この2点について確認することとした。(現用しているM/BもMSI社の初期のものである) |
BIOSのアップデート
マザーボードは発売直後のものを購入したので、BIOSバージョンはV.1.0である。MSI社のWEBを検索すると最新のBIOSはV.1.4となっている。更新履歴を見
ても今回の問題は該当していないようであるが、藁おも掴む気持ちでアップデート
することした。MSI社のWEBからBIOSをダウンロードしBIOSアップデートを試みたが、途中で「Source File not
Found」と出て止まってしまう。メーカーサポートにMailを出して返事を待ったが、「やり方が間違っています」とのこと、再度ダウンロード・解凍してBIOSバージョンアップに成功した。
アップデート完了後、起動するとWIN98の諸設定がすべて初期化されて、諸ドライバーが次々と読み込まれ立ち上がった。(ビデオはOn
Board使用)
恐る恐るデバイスマネジャーを開いてみたらなんと注意マークは一つも無く正常にインストールされているではないか!!
その後、ビデオカードを挿してみたが問題ない。どうやら解決したようだ。 |
今後の対応 Vertex
Link社での話でWIN2000ではリソースの競合が起こりやすいと言うことが判ったので、WIN98SEをビデオキャプチャー専用に使い、WIN2000をブートして使うように設定することにした。 |
M/Bの交換(BIOSで解決したのだが、すでに落札したものは到着した)
BIOSのリソース管理がうまく行っていないのだからM/Bを交換するしか手がなさそうに思えた。MSI以外のメーカーであること、チップセットが815系以外
のものでソケット370、ATXと言う条件では、販売しているところが見つからず、オークションの出番となった。事前調査の結果
下に書いた型番が該当している。これらを探したら数は少ないもののいくらかは見つかった。
使えなければ再出品すれば良いと1/2までの価格を目安に入札している。9/24に判明したことだがVertex Link社はABIT及びGigaBiteと提携しており、この両社のM/Bなら815チップでも問題ないかもしれない。Tualatin対応のボードも含めて探すことにした。 |
・ASUS のラインアップ ( )はチップセット CUSI-FX(SiS630E) TUV4X (VIA694T)
TUV4Xが出ていた、\1000から始まり、\7800まで競り上がり終了時刻を勘違いしていて落とせず。
815Chipsetではあるが、原因不明で交換したTUSL2(RAID付き)M/Bがあったので、試みに取り替えてみたが、Powerが入らない。(CPUファンを交換時、指先を怪我をしてまで頑張ったのに
・・・。ソケット370のファン取り付け、取り外しは何時までたっても好きになれない) |
・ABIT のラインアップ
(VIAチップ)
VH6T VH6-TII VH6 VP6 VL6
新品未開封のVH6Tが9/28期限で出されていた。\5500で始まり、
終了間近\7000になったので、時間も無いので、うっかり希望価格の\8000を入れてしまった。当然落札できた。
さてこれをどうするか? |
 |
・GIGA BITE のラインアップ
(VIAチップ) GA-6VTXE GA-6VTXE-A GA-5XE7
GA-6VXE7 + PentiumIII800MHz+SDRAM320Mbが出品されていた。\7800から始まり、終了直前に\15500になったので、GIVE
Upした。
GA-6OXT-A(815、tualatin対応) これでも良いかと狙ったが、終了間近で\8250までアップしたのでGive
Upした。
|
|
|