Windows XP インストールとセキュリティ警告の停止

2004/8/28

WIN-XPのサービスパック2が提供され早速そのインストールを行った。 セキュリティ関係が強化されたとの事であるが、私はWindowsの自動更新やウイルス対策はソフトまかせにしたくないので、これを無効にして使いたい。 そのときには、起動の都度「危険にさらされています」との警告が出るので、そのウザッタイ警告を止める方法を解説した。
SP2のインストール注意事項

SP2は、WindowsXP-KB835935-SP2-JPN.exe (273MB) というファイルとしてダウンロードされる。 これをCDにでも焼いておけば、そのCDからインストール可能である。(USBメモリからも出来ると思うが、容量256MBしか持っていないのでテスト出来なかった)

パソコンがメーカー品の場合には、そのメーカーのウエブサイトで、UPDATEについての情報を調べておく必要がある。分からねばメールで問い合わせをすべきである。 巷の噂では、IBM 社はUpdateをしないよう勧めているとか。 SP1 の時Panasonic のノートで固まり、再インストールした経験がある。

インストール

インストールを始めると、自動でバックアップを取るので、いざ鎌倉の時には削除することが出来るが、私がSP1で経験した失敗は起動しなくなったので、最悪を考えて、HDDの中身を保存しておく必要があろう。(特にノートの場合)

インストールの途中で、下のような画面が出る。ここでは、「後で設定します」として次に進む。

セキュリティの設定

WIN-XPが起動すると、図のような画面が出る。  私は以下の理由からこのところはMicrosoft社のお仕着せは採用しないことにしている。 この画面は右上の X をクリックして消す。

ファイアウオールはソフトのものは無効にしている。 ソフトによるものは、安直ではあるが弊害もあり勧めないことにしている。 (とは言え、自宅のみで使用しLAN接続もしないならばソフトによるファイアウオールでも良いのかも知れない) 下の図ではファイアウオールは「有効」になっているが、これはソフトではなくハードで対策しているからと思われる。

Windowsの自動更新も、これを停止して手動で行うことにしている。 これも自動では必要な物全てをインストールしないと言う事例を聞いたからである。 また他の作業をしている時に自動起動して欲しくない事もある。

ウイルス対策はパソコンで行わず、メールサーバーで行うことを原則にしている。 最近は相当改善されたらしいが、強力なウイルスソフトが既存のフォルダー内のメールを削除してしまう事例が続発した事を聞いているからである。

起動の都度警告が出る

上記のように設定すると、起動の都度右下のような「コンピュータが危険にさらされている可能性があります」と警告が出る。 これを止めるには、「コントロールパネル」「管理ツール」「サービス」から「Security Center」を、手動、閉じる と変更すれば出なくなる。

Updateの確認

Updateが終わったら、念のために下図のように、システムのプロパティで確認しておくこと。