起動が遅くなったWIN-XPのHDD交換・インストールとその時の問題点

2008/6/24

WIN-XPを使っていると次第に起動時間が遅くなるので、新規インストールを1.5年程度の間隔で行うことにし、ついでにHDDを交換することにしていた。

現在のCドライブは2006年7月に交換しているので、1.5年経った今年の初め頃から起動時間が遅くなり(3分程度)、併せてIEの動きもおかしくその他にも「アレッ」と思う異常が出始めていた。交換用のHDDを購入したものの交換も面倒なので、IEとFirefoxを併用したりしてごまかしていた。

ところが昨夜起動しようとしたらBIOSまでは動くがWIN-XPが起動しなくなった。修復すれば動くとは思ったが、新規HDDにインストールする決心がついた。
OSのインストールに3時間(WIN-XP,XP-SP3)、アプリのインストールに4時間、セットアップに2時間とほぼ徹夜になったしまった。
おかげで起動時間は70秒と一応満足できるレベルになった。

従来使っていたHDDはメカ的に壊れたのではないようで、外付けで接続すれば中を見ることが出来た。
このHDDをHITACHIのDrive Fitness Testを使って詳細チェックしたが異常は見られなかった。起動問題やソフトの動きの異常はソフト的なものだったようだ。

C\Documents and Settingsは念のために丸ごと別ファイルとしてコピー・保存しておいた。
古い設定を新しい環境に移すには、メールデータ、単語登録、IEの「お気に入り」は必須であろう。これらは事前に所在と移設方法を調べておかねばならない。可能であればC\Documents and Settings\ユーザー名 は丸ごと名前を変えて保存しておくと良い。OEのメールデータはデフォルトでは深いところにあるので、わかりやすいフォルダ名を付けて移しておくことを勧める。

今回気がついたこと。これらについては次回の再インストールまでに調べておきたいもの。

WIN-XPしか持たないのでこれを使い、SP2のUpdate CDから適用した後、WINDOWS UPDATEでSP3にしたが、一挙にSP3に出来たのではないか。
OFFICE2003をインストールした後2007を持っていることに気づき、削除とインストール。2007のインストール中に思い直して再度2003に変更と3回インストールした。(使い慣れの問題)
ホームページアップロード用のWS_FTPの設定はProgramfilesにあるので、古いHDDからコピペした。
Picasaで画像ファイルを管理しているが、これは全部最初から読み込むので時間がかかった。
SKYPEに設定していたコンタクトや電話番号は、従来はDocuments and Settingsからコピペしなければならなかったが、SKYPEのサーバーで管理しているようだ。Skypeをインストール後自分のSKYPE名とパスワードを入れるだけで使えるようになっている。
電話料金をデポジットするようになって仕組みを変えたのだろう。
ATOKで単語登録したファイルの所在と設定方法が不明。(そう沢山はないが)
この件、保存したDocuments and Settingsからユーザー辞書を拾い出して、新しくインストールしたATOKのユーザー辞書と併合することが出来た。沢山ないと思っていたが、ATOKが勝手に登録するものもあり2000以上の登録があった。
問題なのは、NET上でIDとパスワードを使ってログインするところがすべて最初から打ち込まねばならないこと。これが結構うっとうしい。また忘れているものもある。メモして保存する習慣にはしているのだが・・・。これらは、保存しているDocuments and Settingsの中にあるのだろうとは思うのだが、わからないものはドウしようもない。
Videocardに石器時代のMillemiumG450を使い、Dual Displayで使っている。付属CD-ROM中のDriverは古すぎて対応OSにWIN-XPが無い、WEBからダウンロードして設定したが、いつものことながら使い慣れた設定になかなか出来ない。まだ微調整中だが、定まったら設定画面をキャプチャーして保存しておかなくてはと思っている。
意外に手間取ったのは、ディスクトップ上にカレンダーを置いて予定等の記入をしていた。このソフトをインストールしたのだが、以前のデータの所在がわからない。 取り外したHDDを接続して、Program Filesを比較しタイムスタンプの違うファイルを上書きしたり、ディスクトップ上のショートカットを入れ替えたりしている内になんとか以前のデータが出てきた。再インストールを考慮しない作りと判明 、早急にNET上のカレンダーを調べて使いやすいものを探さねば・・・。