WIN-XP から WIN 7 に変えたとき XP で使っていたファイルが使えない問題

2015/7/3

WIN-XPで作成したファイルが使えない状況
  1) WORDやEXCELの諸データは開けるけれど「読み取り専用」となっていて追加訂正ができない。

別の名前をつけて保存すればその保存したファイルは問題なく使える。

   

2)

 

テキストファイル(秀丸を使用)は右のようなエラーメッセージが出る。

OKをクリックすればファイルは開いて読むことはできるが、追加記入や訂正は全くできない。

一度開いて、別のファイル名をつけて保存すれば保存したファイルは問題なく使える。

   

3)

 

FrontPage(WEB作成ソフト)のデータが右のようなエラーメッセージが出て全く開けないファイルがある。 開けるファイルもあるが追加記入や訂正はできない。

  4) 画像ファイル(BMP、JPEG、GIFなど)とPDFファイルは問題なく開けるし、PhotoshopやRAW現像ソフトでの操作は問題なく行われる。
 
データファイルの状況
  WIN−XPではCドライブにSSDを使い、画像以外のファイルを640GBのHDD、画像用に1TBのHDDを使い、適宜外付けの2TBのHDDにバックアップを取っていた。(BunBackup使用)
WIN 7では1TB のHDDを使い60GBのパーティションをCドライブとし、残りをDドライブ(使用せず)、WIN-XP時代の外付け2TBHDDをデータ用にFドライブとした。(DVDがE ドライブ)
 
緊急対応策
  数年前から続けている身体計測や腰痛発症以降続けている血圧や排泄記録などはEXCELを使っていて、そのままでは使えないので、名前をつけて保存しそのファイルを使うことにした。(似たような名前のファイルが出来るので、当面はよくても後日問題になるだろうと思いつつ・・・)
  WEB作成のFrontPageが出しているエラーメッセージのservice.lck問題をネットで検索したら、一度削除すれば自動的にlckファイルが出来て解決するとあったので実施してみた。確かにファイルは開けたが、あるページを出して加除訂正をして保存しようとするとエラーメッセージで実行できない。
仕方なく、2004年のB5ノート(WIN-XP)を取り出してWEBページの作成を行い始めたが、画面が小さいことと、写真などをメインマシンから移さねばならないことなどからなかなかはかどらない。
 
その後判明した解決策
  1)

 

 

 

 

 

 



 

2)

ファイル単独での解決策

「スタート」「コンピューター」からデーターの入っているボリュームを開き。問題のファイルを選択し、右クリックでそのファイルのプロパティを出し(右図)

セキュリティタブをクリックを出して中央右の「編集」ボタンをクリック、出てきた画面の上で自分のユーザー名を選択、下のアクセス許可欄のフルコントロールの許可にチェックを入れて一番下の適用をクリックすれば解決する。

 

 

フォルダ全体の解決策

単独のファイルが解除できたので、ホルダーで出来るかどうかテストした。ファイル単独と同じように操作してホルダー内の全てのファイルが問題なく使えることを確認した。

  3) 「スタート」「コンピューター」からデーターの入っているボリュームを選択し、右クリックでプロパティを出して同様の操作をしたら、数分間の自動操作の末に完了した。


この操作完了後問題だったFrontPageの操作も出来るようになった。
 

WIN 7のセキュリティ設定がWIN-XPと異なっているのか、私が外付けで使っていたHDDをデータ用に転用したことがまずいのかわからないが、セキュリティをフルコントロールに変更することでこの問題は解決した。