中国製 IME百度(BAIDO) 削除について

2013/12/27

2013/12/26 NHKが「中国製の日本語入力ソフト 入力情報を無断送信」と報じた。 たまたま私も12月始めにパソコン画面に異様なメッセージが出るようになり、この削除に苦労したのでここに記載する。
Hao123 ネットブラウザ(Internet Explorer, Google Chrome)共に起動すると右の画面が出るようになった。

「いいえ」をクリックしてこの画面を消すのだが、次回また出てくる。
プログラムの追加と削除を調べると、Hao123.comを見つけたので、これを削除することで出なくなった。

スタートページが変わっていたら、ブラウザの「設定」を変える必要がある。


Baido

同じく画面上に右のような画面が出た。当然「いいえ」をクリックするのだが、起動の度とは言わないがしばしば出てくる ようになった。


 

  私はATOKを常用しているので、画面下の IME ツールバーの赤印の下向きマークをクリックし「設定」画面を出すと下の画面が出てくるが、
  ここにBaido IME がしっかりとインストールされていた。

右に示すように選択し「削除」をクリックして削除した。

プログラムの追加と削除画面からもBaido IME を削除したのだが、気になってCドライブの Program Files をチェックすると、Baidoホルダがありプログラムは削除されてなかった。

このホルダを削除しようとしたのだがセキュリティが掛かっており削除できない。

ホルダ内の最下層まで降りてファイル一つずつのセキュリティを外しながら削除していき、最後にマシンを再起動したら消し去ることが出来た。

私は、このIMEをダウンロードした覚えは無いが、他のソフトに紛れて入り込んだのだろう。

簡単に削除できない点は「流石!」と言うしか無いか。

それにしても、IME はユーザーの使い方を調べて変換効率を上げなければならない。そのためにはどのような変換が行われているかデータ採取の必要があろう。 このBaidoにしても全角数字はデータを転送していたらしいが、半角数字は転送から外れていたとか。
MaicrosoftのIME、ATOKのIMEにはこのようなデータ採取の方法は無いのだろうか。その点まで踏み込んだ報道をして欲しい物だ。