プロバイダーからアドレスが漏れたと思えるスパムメール
15年以上前に取得したネット接続プロバイダのメールアドレスは2個所有していたのだが、10年ほど前にそれぞれ 150通/日
ほどのスパムメールが飛び込むようになっていた。 複数のアドレスを保有していた理由は、1997年頃タイやマレーシア・台湾などに出張する際、出張先でのネット接続にローミングを使いたくて2つめのプロバイダに加入したもの。(最初のプロバイダもその後ローミングを始めたのだが、2つのアドレスを継続使用していた)
舞い込んだスパムメールのヘッダーを調べると、殆どのメールはメールの宛先としてサブドメイン名・ドメイン名が同一でアドレスも同一アルファベットが並んでいるという状況で、いかにもプロバイダーから漏れたというような状況だった。
プロバイダにクレームを付けたが、当然のことながらミスを認めるわけは無いが、その内メール名部分についての変更を回数を限定し無料で認めるようになった。 メールを変更するには相手に通知しアドレス帳を変更して貰わねばならないが時間の掛かる。 半年ほどの移行期間が掛かったがアドレス変更して以降スパムメールは殆ど皆無になった。
自前のメールアドレスにスパムが舞い込み始めた
2001年からホームページ用にサーバーをレンタルし、自前のドメイン名を取得しメールの殆どをこのアドレスで使うようにしていた。 10年以上このメールアドレスにスパムメールは来なかったのだが、今年になってスパムが入るようになった。
1)メールサーバでSPAMと判定したもの
メールサーバの設定でスパムメールの検出をしているのだが、検出したマーク入りのスパムが毎日1通が舞い込んでくる。
下に該当のメールを示す。

本文のフォントがおかしいが、ヘッダーを調べると、使用されているフォントは”GB2312”となっており、これは簡体字中国語である。 文章そのものも日本
人離れした言い回しの文章である。 当然のことながら本文中のリンクはクリックしてはならない。
2)銀行を名乗っている怪しいメール
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私はネットでは三菱UFJを使っている。 今回このようなメールが飛び込んできた。 |
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おもわずこのメールの中のリンクをクリックしたら、次の画面が出てきてフィッシングサイトへのリンクと判明した。そこで上記メールをよく見ると、差出人がyahooドメインで台湾
に籍のあるアドレス。 使われている文字コードも
UTF8 で日本の銀行の物では無い。
上記メールの宛先をみると私のアドレスでは無い。 このアドレスは転送用のアドレスかと思い、メールを出してみたが宛先不明で戻ってきた。 |
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これなどページの指示に従って打ち込んでいると、口座内を綺麗に掃除されてしまうのだろうと思わざるを得ない。 |
私のメールアドレスをアドレス帳に記載している人の誰かのパソコンがウイルスに乗っ取られて、アドレスが流出したと思う。
15年くらい前にはネット上でアドレスが売買されていた記憶がある。(確か10000件当たり数100円位だったような) もし現在もメールアドレス売買の闇マーケットが存在しているとすれば、今後私のメールアドレスにスパムメールがどんどん飛び込んでくるのだろう。この対応にはアドレス変更しか無いので簡単では無い。 |
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