コンパクトデジカメの撮影素子の差(CANONについてのテスト) | 2012/12/ 3 |
私の友人がベトナムで電気炉工場を立ち上げ見学に行きたく、その際に土産にするコンデジを検討中。 別の友人が購入したコンデジでISO800にセットして集合写真を撮ったが何となく画像がぼけている、理由を知りたい。
上記課題を整理することを思い立った。 |
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土産としての選定 CANONとNIKONのコンデジをWEBサイトから仕様を整理し、CMOS・SDメモリ・タッチ操作無し・重量200gr以下で選択すると両社とも2機種に絞られていた。 私がスナップ用に使っているコンデジは IXY910IS(CCD) なので、これをベースにIXY220F(CMOS) の比較を行った。
IXY220F
はISO感度を上げても絞りは開放のままでシャッター速度で露出を決めているようだ。シャッター速度上限を超すと絞りを絞るのだろうがテストできなかった。 手ぶれ補正があるので1/250以上の高速シャッターは止めて絞りを絞った設定がほしいもの。
IXY910IS
は最高感度の場合には絞りを絞っているが、それ以外の感度では開放絞りである。以前IXY900ISでスキー場でのショットに白飛びがあり絞りF14.0、シャッター1/1600だった。 明るくなれば絞りも絞るのだろうが、上にも書いたが1/125以上の高速は不要なので絞りで光量を制御してほしいもの。 結論的にはCMOSを使ったカメラはCCDよりも使いやすいと思われ素人には失敗の少ないカメラと思われる。 |
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ISO800での画像の甘さ 友人のカメラはCCDであり最高感度ISO1600のもの。 画像を注視したがノイズは私のIXY910よりも少ない感じである。その少なさがCCDの性能が良いのか、あるいはカメラが自動的にノイズリダクションを掛けているのかは判然としない。 |
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以前、一眼レフについてCCDとCMOSを比べたことがあった。一眼レフではISO感度を変更しシャッター速度と絞り値を選定することが出来るが、コンデジの場合は露出条件はカメラ任せになってしまう。 メーカーによってこの設定の考え方は異なるものだろうが内容を知りたいものだ。 |