FrontPageの使い方

2007/6/11再整理

ホームページ作成ソフトはいろいろあるが、私が始めた頃 MS Office にFrontpageが付属していたので、これを使い始めた。(今はOfficeには含まれず、別売りになっているらしいが・・・) 他のソフトは使ったことがないので、私の関与するページはこれを使 っていただいている。

 
T注意点
1 ホルダー
    ホルダーは将来の拡張を考えて、分かりやすく細分化しておくことが必要。
特に画像ファイルは別ホルダにまとめておくことが便利である。
2 ファイルネーム
    ファイルネームは半角英数字を使うこと。間違えて2バイト文字を使っても問題が無いように見えるが、サーバーが2バイト文字に対応していない恐れがあり、エラーになる恐れがある。 その点でホームページ作成ソフトが備えている、サーバーへのファイル転送の仕組みは使わず、2バイト文字を表示しない(文字化けする)FTPソフトを使う意味がある。
3 Titleを付ける
    各ページの作成が終わったら、「コード」表示に切り替えて、headを内容が分かりやすい表示に書き換えておくこと。 これは、自分の使いやすさより、検索エンジンがここの表現を検索するので、その意味で重要である。
4 画面のチェック
    ページの作成が終わったら、IEで表示して「表示」「文字のサイズ」を最大と最小で画面の乱れをチェックする。(少なくとも大で乱れがあると修正が望ましい)
5 他のソフトからの内容転用
    例えばWORDで作成した内容を、コピー・ペーストでページに移す場合、フォントの設定情報をそのまま持ってくるので、この修正を忘れないこと。
修正は、写した文章をすべて選択し、「フォント」を標準に、サイズを3とする。
6 Front Pageは単一のパソコンで操作すること
    ホームページの構成やリンクなどすべての管理をFront Pageが行っており、複数のパソコンでページ操作をすると齟齬が生じるので、1台のみで行うこと。

Uページの作成

最近はサイズの大きい画面が普及してきたので、各ページは中央揃えで作成する事が見やすいページになる。 ここでの説明は前提として画面は中央揃えとしている。

1 表を使ったテキストや写真の配置記入
    表題を記入した後「表」「挿入」「表」から、表示するページの横幅を決める。
「表の挿入」画面で、レイアウトの配置を標準に、幅の指定に数値を入れ、単位をピクセルにする。 他の設定はデフォルトのまま使い、ページが出来てから見やすくするために諸設定を調整する。
2 文章の記入
    文章は改行の入れ方に注意すること。 改行は「Enter」で一行空いて改行される、「Shift」+「Enter」は行間をつめて改行される。 改行はフレーズの終わりにしか使わないこと。 (見る人の環境によって違った文字配置になるから)
数字記入について、半角か全角かを注意すること。半角と全角が混同しやすいので注意。(F8で半角になる)
列が複数設定されている表に記入を始めると、列表示の位置がずれるがマウスでドラッグすることで位置は変更できる。
3 写真の挿入
    写真はあらかじめインポート機能で、Front pageのimageホルダに取り込んでおく。
取り込み方:写真を入れるフォルダを選択。「ファイル」「インポート」の画面で「ファイルの追加ボタンをクリック」し出てきた画面(インポートリストへのファイルの追加)で取り込む写真を選択する。「開く」「OK」でファイルが取り込める。
FrontPageに取り込んだ写真をページに入れるには、ドラッグドロップで行う。 写真の位置決めはページ上の写真を右クリックして、画像のプロパティを出し、位置とテキストの回りこみの設定を行う。
サムネイルにするには、ページ上の写真を右クリックして、「オートサムネイル」で行う。サムネイルの大きさは「ツール」「ページのオプション」で行う。 この場合表示される元画像を背景色で表示したいなら別ページを作る。
4 ファイルの保存
    仕上がったページは「ファイル」「名前をつけて保存」から保存すべきホルダを選び半角英数字でファイル名を付ける。(ページを修正したときは「上書き保存」)
ページの作成が終わったら、IEで表示して「表示」「文字のサイズ」を最大と最小で画面の乱れをチェックする。(少なくとも大で乱れがあると修正が望ましい)
5 表の扱い方
    レイアウトは表を使って行う。 表の幅はピクセルとパーセントから選べる。 表の中に別の表を入れ込むことが出来る。 表全体についての細かな設定は、表をクリックしてから右クリックして出てくる表のプロパティで行い、セルの設定は同じくセルのプロパティで行う。 外枠はピクセル指定、入れ込む表はピクセルまたは%にして、配置を変える方法が使いやすい。 表を操作して予期せぬ形になったときには、あわてずに「編集」「元に戻す」を使うこと。(他の操作をしないこと)
6 Front Pageは単一のパソコンで操作すること
    ホームページの構成やリンクなどすべての管理をFront Pageが行っており、複数のパソコンでページ操作をすると齟齬が生じるので、1台のみで行うこと。

Vリンクの張り方
ホームページはリンクを使って次から次へとページを渡り歩くことを特徴としている(ネットサーフと言われる所以である)

リンクの張り方には出発点として「文字」と「画像」(画像の一部も含む)であり、ターゲットは、別のページ、同じページの別の位置、メールの発信が選択できる。

出発点となる文字または画像を選択し、ツールバーのハイパーリンクの挿入をクリックして、ターゲットを設定する。 

他のWEBへのリンクについては、通常はリンクすることについての了解は要らない。 しかしながらリンク先でリンクフリーかどうかを確認の必要があることと、相手のトップページしかリンクを許さない所があるので注意のこと。 特に政府関連のページへは、メールによる了解を取ることが望ましい。

他のWEBへのリンクは、そのページを出しておき、「アドレスを選択」右クリック「コピー」、ハイパーリンクの画面で、「ファイル、WEBページ」をクリックし、中央下部のアドレス欄の中をクリックして、「Ctrl」+「v」で貼り付ける。

別のページにリンクを張る時、そのページを別の画面で出すには、「ハイパーリンクの挿入」画面で「ターゲットフレーム・新しいウインドウ」を選択する。

同じページの別の場所にリンクするなら、その場所に予め「挿入」「ブックマーク」を付けておいて、「ターゲットフレーム・ブックマーク」を選択する。

基本的に自分のページには標準でリンクし、外部のページには新しいウインドウでリンクし、非常に長いページ乃至は選択表示する場合にはブックマークを使うのが好ましい。