群馬県四万温泉

インドから清さんが一時帰国され、ついては温泉にということになった。今までは温泉に興味がなかったのでどこにするか悩んだが、春に2人で草津温泉に行き思いのほかよかったので、今回は群馬3名泉の一つ四万温泉にした。前回もそうであったが今回もネットから検索した候補をメールで送れば、インドでチェックしここにしましょうと簡単に決めることが出来る。選択肢は部屋数の少ないこと、安いことをキーに選んだ。
四万(しま)温泉について
四万川に沿って上流より日向見、新湯、山口、温泉口の温泉群の総称を四万温泉と呼び、基本的には同じ泉質である。異様な濁り・匂いもなくさわやかな感じである。
四万(よんまん)の病気に効くと言うことが地名の始まりとか。
11月26日  国分寺発11時、四万温泉着15時。関越に乗ってからは順調。
011126shima1.jpg (33624 バイト) 宿に着くなり、早速浴衣に着替え、まずは山口の町営野天風呂に。川の反対側には旅館が並んでおり丸見えである。脱衣場は女性用もあるが完全な混浴スタイル。浴槽は四段あり上から順に温度が下がっている。15時半から1時間ほど浸かっていた。その間カップルやその他数人が近くまで来たがみな回れ右であった。
011126shima2.jpg (30251 バイト) ひなびた温泉で、これだけの宿しかない。月曜でもあって人通りも少なく快適そのもの。
温泉は無色透明単純泉、と言う事はミネラル類は少ないということか。じゃあ本当に何かに効くんだろうか?別に悪いところがあっての期待ではないので、どうでも良いことだが・・・・。
011126shima3.jpg (31079 バイト) 実は、四万温泉を選んだとき、ネットから選択した旅館に片端から電話して尋ねたが、食事はすべて部屋出しと言われた。民宿だから、手料理と思い込んでいた。(春の草津はそうだった)判った事は、このような料理で仕出屋のものだと言うこと。酒は主人推奨の地酒水芭蕉の吟醸酒・・・・・これは秀逸。
11月27日
011127shima1.jpg (21566 バイト) 本シーズンの初冠雪。夜から寒気が下がってきて、山の頂はうっすらと白化粧。駐車場の車も初冠雪になった。山あいにあるので、日光はなかなか射してこない。日が当たればたちまち消えてしまった。
011127shima2.jpg (16066 バイト) 本日の初湯は四万から車で20分ほどの沢渡温泉。ここは昔草津温泉への通路にあり、草津温泉からの帰りに上がり湯として使われていたとか。町営の湯で年配の方々の話。
さっぱりとした、やや塩分を含む湯であり、残念なことは湯量が少ないのだとのこと。湯温は低目ではあるが長時間入れる温度ではない。
011127shima3.jpg (21975 バイト) 次は四万ダムのほとりのこしきの湯。集中豪雨から四万温泉を守るために作られた治水ダムのほとりにある新しい町営温泉。今月一杯で冬季休館になるとのこと。
ガラス張りでダムが目前にあるが、露天風呂はない。やはり長時間入れる温度ではなかった。この辺りでは雪がちらほら。
011127shima4.jpg (54353 バイト) 最後に温泉口の町営清流の湯。入湯料が2倍するが(500円)その値打ちは十分にある。広広とした内湯に露天風呂が付いている。やはり温泉は露天風呂に限る。ここも長時間入れる温度ではない。その意味では前日の露天風呂は4種類の温度が用意してあり私の好みであった。
011127shima6.jpg (28701 バイト) 昼食は四万の有名な小松屋でうどんとそばを、うどんは普通程度のものであるが、さらしそばは秀逸。私はうどんにして大失敗。全体的に客が少なく、閑古鳥が鳴いてる中に、ここだけは時間外れに入ったのに満員の盛況。
011127shima7.jpg (40638 バイト) 旧国宝、現重文の薬師堂。ただ案内の標識が不完全で、近くの薬王寺をおかしいなと言いながらお参りし、でもあれでは重文が泣くねと、尋ねてみたら、やはり間違っていた。これが本物である。
011127shima8.jpg (32337 バイト) インドでは牛肉が食べられない。インドから特別料理としてすき焼きを注文してあった。狂牛病なんて罹る確率は低いのだからと先の短い二人は気にすることなく平らげた。ところが特別料理というのは、通常の仕出しに加えて出されるので、我々の年代では平らげることが出来ない。もったいないこと・・・・。
11月28日

NYのテロ事件以後、この温泉地の客が増えたとの事。それまでは平日は閑古鳥が鳴いていたそうだが、今は毎日大型観光バスが来るようになったとか。思わぬところに影響が出ているようで、海外旅行が国内旅行に変わっているようだ。同じ金を落とすなら国内に落とす方が良いわけで、結構な話である。

011128shima1.jpg (31026 バイト) 朝食後、新湯の河原の湯。この写真中央やや左のトーチかみたいな造り。無料ではあるが、薄暗い穴倉。河原に源がありそこから引張ってきているので、この名前がある。ここで四万最後の湯浴みをした。
011128shima3.jpg (37050 バイト) 四万温泉から数キロ下流に四万甌穴(おうけつ)群をみた。甌穴とは急流を流れる強い水の力が、川底の転石を回し、岩盤に凹みを生じ数万年掛けて侵食したもの。知らなかったが帰宅後ネットで検索したら、あちこちにたくさんあるものだった。
011128shima2.jpg (20588 バイト) 今回味わった酒4種。水芭蕉が秀逸。あとはまずまず・・・と言うか普通の酒。名物にうまいものは無いとも・・・・再確認した。私の好みは左からの順番であった。