3種のカメラによるコブシの撮影比較

庭先のコブシがやっとほこぼれた。たまたまIXY-900ISを手に入れたので、愛用のNIKON950、D70と比較してみた
距離はほぼ3m、ズームは35mm換算105mmに設定し、ほぼ同じ範囲をそのまま切り出した。NIKON950は200万画素、IXY-900ISは300万画素、D70は600万画素での撮影である。

NIKON 950

ISO感度:80
露出制御:プログラムAE
(絞り:F=6.8、シャッター:1/122)
露出補正:EV-0.7
自動露出測光モード:分割測光

最初露出補正無しに撮影したら、白飛びが発生したので(2枚目参照)、補正を掛けたもの。

NIKON 950

ISO感度:80
露出制御:プログラムAE
(絞り:F=6.8、シャッター:1/112)
露出補正:EV0.0
自動露出測光モード:分割測光

花弁が白飛びしている。その結果、画面全体のトーンが平板になっている。

 

IXY 900IS

ISO感度:オート
露出制御:オート
(絞り:F=5.8、シャッター:1/200)
露出補正:EV-0.7
自動露出測光モード:分割測光

ISO感度を200にしているつもりだったが、オートになっていた。200で再トライしようとしたが、光線の具合が変わったので止めた。
 

NIKON D70

ISO感度:800 (たまたま800になっていた)
露出制御:絞り優先AE
(絞り:F4.5、シャッター:1/640)
露出補正:EV-0.3
偏光フィルター:KENKO C-PL使用)
自動露出測光モード:分割測光

樹木の花を撮る設定のまま使用した。

ISO設定は、常時偏光フィルターを付けているので、その補正の意味で高くしている。

RAWで撮影しCapture NXで現像。

偏光フィルターの調整で、花弁からの反射を抑えている。調整不良だとEV-0.3では白飛びする。

CCDセルの大きさは D70 → 950 → 900IS であり、当然のことながらボケはこの順番になっている。 IXY 900ISは本来700万画素の物を300万画素で使っている。 好みの問題だが、極小セルのCCDから脱却して欲しいと思うのは私だけだろうか。

IXYはスナップ用として購入した物で、一応の標準には達しているが、ボケ味は期待できない事が分かった。

画像の一部でも白飛びがあると、全体に平板な深みのない画面になってしまう。 知人には白飛びを防ぐためにEV-0.7を推奨しているが、測光方式/対象によってはそれでも白飛びすることがある。 IXY-900ISは再生モードでヒストグラムをチェック可能ではある。

面白いと感じたのは、NIKON 950はほぼ10年前の物である。ところが幹の色調はD70とよく似ている。 画像エンジンの問題だが、技術の伝承なのだろうか。 昔フィルム時代にメーカーによって色調が違ったことを思い出した。