2012年大岡山のサクラ

昨年も開花が遅れたが今年はもっと遅れている。 4月7日が都心部で満開と発表があったので大岡山に出掛けた。開花状況は満開寸前、おまけに空の状態が雲量0ですこぶる良かった。

入学式は4月4日だったそうで今日(4月8日)は新入生を迎えての工大祭実行委員会主催の園遊会が予定されており12時過ぎには一杯の人になった。

早い時間に構内を撮り歩き、さかもとで昼食の後花見らしい雑踏を撮り加えた。

駅から校門方向を見ると、百年記念館の偉容は変わらないが守衛所の先にあった旧図書館は姿を消している。 実は3枚目の写真は1月28日に撮ったもので解体中であったが、綺麗に更地になっていた。

白黒写真は昭和29年に私が撮ったもの、よくもまあここまで大きくなったものと思う。 「60年寿命説」なるものがあるようだが何とか長生きして欲しいもの。
左から本館前のスロープのサクラ、 地下をくぐっていく昔の精研?(現在の石川台地区)のサクラ、 サクラでは無いが本館から石川台地区に通じる道のイチョウ並木とツバキ。ここに岡本研や桶谷研の工場があり、卒論の合金の溶解をした懐かしい場所。
左から新設の図書館、 本館とサクラ、 運動場は人工芝になっていた。  何時から人工芝になったのかは知らないが。
12時過ぎには一杯の人であふれかえった。
サクラ・さくら・桜

上天気なので普通に撮ったら花が陰るので、フラッシュにティッシュペーパーを2枚重ねて光量を弱めて補助光としたもの。

イチョウはどうなったのと言う質問があったので追加します。左はS32年に時計台の上から撮ったもの、本館前の桜並木の両側にイチョウ並木があります。中央は今回本館前から撮ったもので今でも現存しています。右はトンネルへの道路の並木です。

イチョウの件、同期の椎名 利さんが10日に大岡山に行くというので確認を頼みました。
左は本館前、桜並木の東側情報棟の前
中央は守衛所から精研に続く通路本館東側
右は大井町線沿いの環境エネルギーイノベーション棟裏のイチョウ並木。
尾木 彰(S31卒)さんから提供いただいた在りし日の大岡山風景
左は1952/4撮影の本館、本館の迷彩塗装は、1952年春には正面のみ洗い落とされた。
中央は1955/10撮影のKODACOLORポジ写真。すでに本館前にはサクラが植えられている。
右は1955年撮影向岳寮から見た本館。手前は自動車練習コース。FUJIFILMポジ。