西田金山神社

 
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金山神社(かなやまじんじゃ)は、鉱山や鉱業、鍛冶などの金属にかかわる神である金山彦神や金山毘売神を祀っている神社。
金山彦神(かなやまひこのかみ)は、日本神話に登場する神である。古事記では金山毘古神、日本書紀では金山彦神と表記する。金山毘売神(かなやまびめのかみ、金山姫神)とともに鉱山の神として信仰されている。
神産みにおいて、イザナミが火の神カグツチを産んで火傷をし病み苦しんでいるときに、その嘔吐物(たぐり)から化生した神である。古事記では金山毘古神・金山毘売神の二神、日本書紀の第三の一書では金山彦神のみが化生している。
神名の通り「金山」(かなやま、鉱山)を司る神で、嘔吐物から産まれたとしたのは、嘔吐物の外観からの連想によるものと考えられる。鉱山を司どり、また荒金を採る神とされ、鉱業・鍛冶など、金属に関する技工を守護する神とされている。岐阜県垂井町の南宮大社(金山彦神のみ)、宮城県石巻市金華山の黄金山神社を始め、全国の金山神社で祀られている。

金森村の歩んだ道(金森村文化遺産保存会編)から要約
明治39年8月政府は勅令220号により一村一社を基準とする神社合併の方針を示しし、町田市域では明治44年に神社の合祀が行われた。基準は無格社で財産もなく維持困難な神社とされ、鎮守として人々の信仰を集めた神社を統合することは出来ないとして、金森村では西田地区の杉山神社・菅原神社・金山神社はそのまま温存された。

金森村の歩んだ道(金森村文化遺産保存会編)から要約
西田の杉山神社末社とし刀鍛冶の守護神として、鎌倉街道沿いに金山彦を祭神に金山神社が祀られているが、創建の記録無く奉斎の時期は不詳。祭神絡みか近くには縄文時代の土器や金具が発掘された遺跡がある。風土記稿に神体:白弊とある。
祭神について:新編武蔵風土記稿、捜査原稿八木文書(文化12年1815)によれば、金山神社の祭神は「支天尊」と記述されている。天は仏教上の天部を指し、尊は神教系と解釈され、神仏混合時代の祭神と考えられるが、一方最初は地頭高木清秀が屋形の鬼門除けのために勧請した杉山神社の守護神として創建されたとも考えられている。
新編武蔵風土記稿、浄書(文政5年1822)には祭神は記載されていないにも係わらず、明治12年社寺明細帳では「金山彦」「金山姫」となっている。この理由は不明である。なお相模原市史では中和田の金山神社の祭神は金山明神になっている。

 
祭神 金山彦神、金山姫神
由緒 不明  
神官 常駐せず 宮司:不明

所在地 町田市金山

拝殿の中に賽銭箱と木製の祠がある。道路際に神とも仏ともいえない石の像が3個並んで祀られている。