小山田神社

 
古道ウオークより
この社は小山田神社という社名だが、地図には「嶽の内御前神社」と記されている。昔の地図を見るとこの辺りは竹ノ内という小名が記されている。境内には末社などが数社並べられその脇に発掘された品などが鍵ののかかった建物のガラス戸から覗けるようになっている。
小山田神社は小山田有重の夫人を祀った社だそうだ。小山田有重は承安年間(1171〜4)、秩父桓武平氏・平有重がこの地に来て牧の管理者となり小山田別当有重と名乗ったそうだ。牧は朝廷直轄の馬の飼育場で今でもこのあたりにそれに関わったような名前、馬場(ばんば)、馬欠(馬駆:まがけ)、馬場窪などが残っている。
 
町田市史(下巻)より要約
創建の年代は明らかでない。明治4年(1871)4月社殿の破損甚だしく、若林三右衛門有信により改築したもの。 旧社名は「内の御前社」と呼んでいた。 例祭日には境内において湯花の神事を行う。 明治6年村社の指定を受けた。
祭神は天照皇大神を奉斎している。 例祭日は8月末日である。

町田風土記(森山兼光著)から
下小山田の神社:武蔵風土記稿には内御前社(未社として秋葉・聖天・天王・天神・弁天・稲荷の6社が社の左右に祀られる)・白山社・宇都宮社が記されています。
明治12年頃には内ノ御前社・白山社・宇都神社・金明社・住吉社・熊野社が祀られていますが、明治21年頃には熊野社が廃されています。
内ノ御前社は社名変更(年代不詳)し「小山田神社」になり、
昭和40年に古全社(天和2年創建)・住吉明神(嘉永3年創建)・白山社(享保4年創建)の3社が、宇都神社(万治3年創建)に合祀され、地名に因んで〃上根神社〃に社名変更しました。

風土記によると内御前社が小山田神社に改名したとある。従って末社としての秋葉・聖天・天王・天神・弁天・稲荷の6社も引き継いだものと考えられる。

 
祭神 天照皇大神
由緒 不明
神官 常駐せず 宮司:不明

所在地 町田市下小山田町3029番
田んぼの中にポツンと存在する神社。拝殿の後ろには小さな本殿がある。本殿の左には中央の写真の様に木製の祠、木像、石像、御符などが納めてあり、本殿右には10個の石祠が祀ってある。その他稲荷の祠も祀ってあった。
 
忠生村誌から

祭神 天照大神

創建その他由緒は分からない。明治4年4月に改築していて、鍵取り(頭家)は若林三右衛門、同有信であるから、若林家に関係深い社であろう。

小山田頼重の内室(本妻)を合祀したとも伝えています。