藤木稲荷

 
本町田の菅原神社近くの脇道で、立派な石造りの鳥居を見つけた。屋敷神とは思うのだが、道路に面して鳥居もあるので記載することにした。 現時点では所在と外観だけであるが、この社に隣接している民家で由緒などを聞きたいと思っている。
Wikipediaから
稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)は、日本における神の1つ。稲荷大明神(いなりだいみょうじん)ともいい、お稲荷様・お稲荷さんの名で親しまれる。稲荷神を祀る神社を稲荷神社(いなりじんじゃ)と呼ぶ。また京都市伏見区にある伏見稲荷大社が日本各所にある神道上の稲荷神社の総本社とされている。
稲荷神は、宇迦之御魂神(うかのみたま、倉稲魂命とも書く)などの穀物の神の総称であり、宇迦之御魂神の他、豊宇気毘売命(とようけびめ)、保食神(うけもち)、大宣都比売神(おおげつひめ)、若宇迦売神(わかうかめ)、御饌津神(みけつ)などとされている。また神仏習合思想においては仏教における荼吉尼天が宇迦之御魂神の本地仏とされる(その総本社は豊川稲荷)。
日本にある稲荷神社は2万社とも3万社とも言われており、屋敷神として企業のビルの屋上や工場の敷地内などに祀られているものまで入れると稲荷神を祀る社は無数と言って良いほどの数になる。江戸時代には、江戸に多い物として「火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬の糞」というはやり言葉があったほどである。本来は穀物・農業の神であるが、現在は産業全般の神として信仰されている。
2017/9/11
見知らぬ方からのメールで、この「藤木稲荷は廃社して菅原神社に合祀されたようだ」とのことだったので立ち寄ってみた。 下の写真のように、2016年12月11日に仮遷座祭りを行い廃社したことが示されており、中には空っぽの社殿が残されていた。 石造りの立派な鳥居や平成8年の改修記念碑などはそのままになっている。
祭神 稲荷大神
由緒  
神官 不明

所在地 町田市本町田839

立派な鳥居である

入り口

2017/9/11 立ち寄ったときの状況

2017/9/15 菅原神社に赴き、この藤木稲荷の御遷座について尋ねることが出来た。

1)屋敷神から始まった物か・・・謂われは判らないが「向」(字の名前で菅原神社の向かいの地名)の方々が祀られていた社。
2)菅原神社にはどのようなカタチで移すのか・・・・菅原神社の境内に小さな社を建ててそこに遷座している(左の写真)
3)遷座のいきさつは・・・・年が経つにつれ管理が難しくなったためのようだ
4)御祭神は・・・・宇迦之御魂神(うかのみたま)

 
そのうちに菅原神社で、いきさつを聞ければ良いが・・・  9/15日に上述のように話が聞けた。