神明谷戸
この谷戸は松下谷戸(しょうかやと)から分岐した谷戸で、東京都管轄の図師小野路歴史環境保全地域である。 この指定についてのいきさつはこのページに詳しく出ているので、ここでは省略するが全国でも例を見ない保全地域内の地元農家による
「町田歴環管理組合」が谷戸管理を引き受けている。 この神明谷戸の他に五反田谷戸・白山谷戸・万勝寺谷戸が この管理組合の管理範囲に含まれている。 松下谷戸は現在道路が走っている、下の地勢図で上左から下中央に掛けての窪地である。 |
![]() 谷戸入り口は日大三高グラウンドの近くであるが、民家があり道路から谷戸は見渡せない。谷戸の右側から入ると展望が開ける。 谷戸は途中から二つに分岐している。この地図で褐色部分は畑になっており、黄色部分が水田(棚田)緑の部分は耕作放棄地。(雑草が生えている) 管理組合は歴史環境管理組合の本部である。この谷戸から管理組合に抜ける道はあるのだが、野生動植物保護のため立ち入りを遠慮されたいとの立て札がある。
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2010/6/2 谷戸入り口には民家がありその後方の畑を過ぎると棚田になっている。このあたりは田植えが始まっていた。水を張った田では鴨が食事していた。良く整備された棚田が続 き、谷戸入り口から約300mで溜池がある。この溜池の手前から北に分岐する小さな谷戸があるがこの谷戸は耕作放棄されているようだ。谷戸は溜池 から東北方向に続くが溜池の奥に僅かな棚田があり、その先は耕作放棄されている。 |
2010/12/5 すっかり秋の風情である。 |
2011/4/14 |
2011/9/27 稲刈りの最中だった。とは言え昼休みなのか作業している人は見かけなかった。 |
2012/12/2 11時を過ぎると青空は白くなり、日差しも時々になった。せっかくここまで来たので写真は撮ったが残念だ。 当然次ぎに回ったならばい谷戸も白空だ。 |
2012/12/ 9 西高東低の気圧配置。青空に惹かれて訪れた。上の写真と比べて、青空の効果は歴然だ。 |