2008年の歩の記録 

歩きも2年目になり暇に任せて歩き写真を撮っている。 歩きの主目標は町田市名木百選の観察・撮影であり、市内に散在しているので結構なターゲットになっている。 昨年の実績で所在も確認しいるが、四季折々の表情までは撮れなかった。 今年はその補完が主体である。

2007年の記録はこちらに

1月〜3月の状況

1月はヒイラギの花、その木が雄株なのか雌株なのかの確認だけで10回以上訪れた。

2月は雪をかぶった木を撮りたいと、少しでも雪が降れば徘徊した。しかし本格的な雪にはならずみぞれ程度しか撮れなかった。

3月はコブシとサクラの開花を捉えたいと何回も出かけた。

こうすることで歩行距離を積み重ねることが出来る。

月間歩行距離の目標は150〜200Kmとしているが、結構つらいものがある。

体重は結果としての変化であるが、身長172なので、72Kgが一応の目標ではある。

でも、腹回りは100cmあり、立派なメタボ体型である。

 

4月〜6月の状況:                            

歩いた日数は、4月:15回、5月:8回、6月:9回と5月から6月にかけて回数が大幅に減少し、目標としている月間150Kmが達成できなかった。

5月は九州旅行の前後10日ほどずる休み。5月から6月にかけて頼まれ仕事が入り、これまた10日ほど時間をとられた。この間に撮れなかった銘木百選の花があるが、来年の楽しみ にしておこう。

6月になると名木百選の木も緑一色、空は梅雨空で面白味もなく意欲がなかなか沸いてこない。

体重は4月まで下がり続け、平均で72Kg台が出たが、その後73Kg台に戻ってしまった。これでも1年半で12Kg減ったのだから満足すべきだろう。

コブシの実を狙っているのだが、若い木には沢山付くが、老木には付き難いようで未だ撮れていない。
 

7月〜9月の状況:                             

6月下旬に私にとってショッキングな出来事があり、その話題についてコメントを載せたいと書き始めたが思うように書けず、次第に気力消失し書いては消しのドツボに嵌ってしまった。寝て起きて食べてのみの無気力生活が2ヶ月続いた。

加えて真夏日の連続もあり、7・8月は歩きを中断してしまった。歩きのみならずWEBの更新を含めなんにもする気がしなくなった。

この心肺停止状態から蘇生できたのは、無気力老人が政権投げ出しの惨めさを反面教師に出来たからである。

中断2ヶ月間後の歩きで気になった点を列記する。

疲労感が一段と増した:特に坂道を上がるときに強く感じるが、中断前に比べて足の運びが重くなっている。それも少し重くなったかなと言うのではなく、別世界になったくらいの変化である。歩きは体力増強ではなく、体力保持に役立つもので、中断によって体力が衰えたものと納得した。

体重がドント増えた:昨夏1ヶ月歩きを休んだときは体重は変わらなかったのに、今年2ヶ月休んだらグラフのように約5Kg体重が増え、月間18回計180Kmの歩きでも体重の変化がなかった。 歩きを始めたときに、最初3ヶ月ほどは体重が変わらなかった。その経験から考えるとこのまま継続すれば年末には下降を始めるのではなかろうか。 この体重測定は歩きを行った日のみ測定しており、8月は月末1回の歩きとその日の体重である。

名木百選も夏の間は変化が少ない。10月になると実がはっきりと存在感を示し始める。夏期はそれまでの助走期間である。

10月〜12月の状況:

7月・8月の心肺停止状態(原因はここに)から脱却したのは良いが、その後せっせと歩いても一向に体重が減らない。昨年は8月のみ歩かなかったのだが、ここに見るように体重はその間 さほど増えることはなかった。 しかるに今年はポンと5Kg跳ね上がってしまった。いずれ下がるだろうと思っていたが、せっせと歩いても効果がない。

そこで思いついたのは、7月始めから禁煙を始めたことである。食事の量は増えていないと思うのだがこの影響が出たものと考えるしかない。昔から口は卑しい方なので何とか心して間食をしないようにしてみよう。

歩きの主目的になっている名木では、今年はイチョウとケヤキの変化とヒイラギの花が中心になった。特にヒイラギのような小さい白い花は白飛びし易いしピントが合わせ難い。

白飛びについては、露出をマルチパターン測光にしていると、花の大きさが小さいためにその白さを無視するようで白飛びになりやすい。スポット測光で花の白さを確実に測定できれば白飛びはなくなるのかもしれないが、私はマルチパターン測光にして露出補正を-2.0程度にして白飛びを押さえている。

ピントについては、シングルフォーカスのオートにしているが、ピント合わせの精度はよいと思うのだが、実は花のどこにピントを合わせているのかが分からない。クローズアップでは焦点深度が極めて浅いので表現したいピントになっているかどうかはデータをパソコンに移して 見るまで分からない。従って撮影に当たっては闇夜の鉄砲数打ちゃ当たるで沢山写すことにしている。シャッター半押しでピントを固定し、本押しでシャッターを切るまでに被写体乃至はカメラの微妙な動きがピント位置を変える結果となり、その中に納得のいく物が見つかりやすい。

今年の特記はモッコクの実の弾けに出くわせたことである。昨年は見落としていたびっくり物。

結局年間1700KM の歩きと名木7000ショットが今年の成果となった。